works_01 / Tayo
夜中 にトラックが出発しました ブー…
物語のはじまりです!
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
早朝、お母さんが台所のテーブルの上を見て驚きました。
「あら、おじいちゃん お弁当忘れて行っちゃったわ」
いつもより早く起きてきた けすん が目をこすりながら、
「ぼく、おじいちゃんにお弁当届けるよ」
“けすん”の初めてのおつかいです♪
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
お母さんが けすん に近道を教えました。
「クックちゃんのお家がある木の道をまっ~すぐ進んで、山を越えたらおじいちゃんがいるわ」
けすん は手早く準備してでかけました。
「クックちゃーん、おはよー! いってきまーす」
やる気に満ちて朝日に向かって猛スピードで三輪車をこいでいます♪
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
「山の入口に着いたぞ。登る前に・・・、ハハッ。大好きなスルメを食~べよ。『スルメをよ~く噛んで、よ~く考えよう』っておじいちゃんがよく言ってる、ハハハッ。」
スルメを食べて嬉しそうな けすん が見どころです♪
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
よいしょ、よいしょ。登りの道が少し楽になってきました。
牛代「ちょっとあなた、山道を走らないでちょうだい。」
馬吉「フンーッ!(鼻息)」
ただならぬ様子に遠くから気づいた けすん はそこに駆けつけます。
「すみませ~ん、待ってください~」
馬吉が走ると砂埃がまって、牛代の着物が汚れてしまうと口論しています。
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
けすん「牛さん、馬さん、あの~・・・これぼくの大好きなスルメ。食べてみてください」
馬吉「スルメ??」
牛代「木の枝かしら?」
スルメを見た事も食べた事もない2人は不思議そうにしてます
220 × 273 mm
水彩色鉛筆、オイルパステル
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